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百年前の昨日1922年6月30日 井上正子日記
1922年(大正11)6月30日 この日の日記はお休みでした。
井上 迅
2022年7月1日読了時間: 1分
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百年前の今日1922年6月28日 井上正子日記
1922年(大正11)6月27日 六月廿八日 水曜日 晴 起床六時 就眠十一時 同窓会誌[京都市立高等女学校の同窓会誌]が来る。初めてそうした談誌を手にした時、何だか急に卒業生なのだと云う観念が起こる。 なでしこの花はいつもの様にいかにも市立いちりつ[京都市立高等女学校/現...
井上 迅
2022年6月28日読了時間: 1分
閲覧数:27回
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百年前の今日1922年6月27日 井上正子日記
1922年(大正11)6月27日 六月二十七日 火曜日 晴 起床六時 就眠十時 夜、父上、母上、弟は日暮し[等観寺]へお見舞いにおこしになる。 種ちゃんは依然としてよくもならねば悪くもならぬとの事である。 米国アメリカの兄さんは種ちゃんの小さい生が、暫くの中にうばはれるとの...
井上 迅
2022年6月28日読了時間: 1分
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百年前の昨日1922年6月25日と今日26日 井上正子日記
私等の上にも稲作は大切な問題なのである。共にこの雨を心から喜ぶことができなければならないのだ。(6月26日) 1922年(大正11)6月25日 六月二十五日 日曜日 雨 起床六時 就眠十時 とうとう雨が降り出した。これがきっと梅雨だろう。...
井上 迅
2022年6月26日読了時間: 2分
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百年前の昨日1922年6月22日と今日23日 井上正子日記
私の胸は今悲しみとおそれに一杯になっている。 1922年(大正11)6月22日 六月二十二日 木曜日 晴 起床六時 就眠十時 私の胸は今悲しみとおそれに一杯になっている。 私等のあの可愛い従兄の子供が、死にかけているのだそうだ。...
井上 迅
2022年6月23日読了時間: 2分
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百年前の今日1922年6月21日 井上正子日記
〝いちごゼリーは素的よ。王様の冠のルビーの様に光った。おいしいのよ。夏休みになったらして上げますわ〟 1922年(大正11)6月21日 六月二十一日 水曜日 晴 起床六時 就眠十時 今日は又大好きなお料理があった。 鯛のも鯛の油焼きもいいが、真赤いちごゼリーが一等気に入る。...
井上 迅
2022年6月21日読了時間: 1分
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百年前の昨日1922年6月20日 井上正子日記
〈闘球盤〉 投球盤とも。四角い盤の中心に穴があり、周縁から丸く扁平な木製の球を指先ではじいて穴を狙って競いあう盤上ゲーム。滋賀県湖東ではカロムという名で継承される。 1922年(大正11)6月20日 六月二十日 火曜日 晴 起床六時 就眠十時...
井上 迅
2022年6月21日読了時間: 1分
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百年前の今日1922年6月19日 井上正子日記
1922年(大正11)6月19日 この日の日記はお休みでした。 101年前の今日、正子は親友のお八重さんを喪っています。
井上 迅
2022年6月19日読了時間: 1分
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百年前の今日1922年6月18日 井上正子日記
「京、滋地方は十八日午後九時二十分前後二回にり長き水平動の地震が起つた」 (『大阪朝日新聞京都附録』大正一一年六月二〇日)」 1922年(大正11)6月18日 六月十八日 日曜日 晴 起床五時半 就眠十時 お墓参りをする。小母様かどなたかお参りなすったのだろう。奇麗にお掃除...
井上 迅
2022年6月18日読了時間: 1分
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百年前の昨日1922年6月17日 井上正子日記
1922年(大正11)6月17日 六月十七日 土曜日 晴 起床五時半 就眠十時 夜静かである。私は母上の側で余念なく針を動かしていた。 いつ仕上がるとも分からない様な羽織に私はつくづくいや気がさして来た。 どうして今度はこんなに怠けたのだろうと悲しくなって来るのだった。...
井上 迅
2022年6月18日読了時間: 1分
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百年前の昨日1922年6月16日 井上正子日記
今宵は愛する友の祥月命日の逮夜である。 1922年(大正11)6月16日 六月十六日 金曜日 晴 起床六時 就眠十時 今宵は愛する友の祥月命日の逮夜である。 私はじっと目をつぶって、又新たなる悲しみに胸のせまるのをこらえてるのであった。尊い人間一人を失った、忘れ様としても忘...
井上 迅
2022年6月17日読了時間: 1分
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百年前の今日1922年6月15日 井上正子日記
従妹の悦ちゃんが童謡《ダリア〔ヤ〕》を独唱したのである 1922年(大正11)6月15日 六月十五日 木曜日 晴 起床六時 就眠十時 市立いちりつの創立記念日である。厳粛な式の後開かるる学芸会のことを想いながら帰途につく。その頃はもうとっくに会はすんでる筈であったから。...
井上 迅
2022年6月15日読了時間: 1分
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百年前の昨日1922年6月14日 井上正子日記
死者にすまないが、たまらなく宗教・生の意義それらについて考える余裕をお持ちにならなかった様な気がする 1922年(大正11)6月14日 六月十四日 水曜日 晴 起床六時 就眠十時 先生からも色々、〈生の事〉、〈死の事〉、〈私等〉、時代の思想なくなくなられた方の心持ちをお伺い...
井上 迅
2022年6月15日読了時間: 2分
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百年前の今日1922年6月13日 井上正子日記
1922年(大正11)6月13日 六月十三日 火曜日 晴 起床六時 就眠十時 「佐々木さんが自殺なすったのよ」 「てるさんが昨日猫いらずのみなすったのよ」 今朝私はいつもの様に早く学校へ行っていた。そして後から来る方来る方みんなから、私はそうした言葉を聞くのだった。...
井上 迅
2022年6月13日読了時間: 2分
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百年前の今日1922年6月12日 井上正子日記
私は今まだそうした事に趣味がないため駄目だけれど、もう少し大きくなれば見ておいて価値のあるものだそうだ。 1922年(大正11)6月12日 六月十二日 月曜日 晴 起床六時 就眠十時 母上は今日、熊谷様の叔父様らと桂の離宮と聚楽院を拝見においでになった。お話を伺ってみると随...
井上 迅
2022年6月12日読了時間: 1分
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百年前の今日(昨日) 1922年6月11日 井上正子日記
今日一日は主人公になっていた。 1922年(大正11)6月11日 六月十一日 日曜日 晴 起床六時半 就眠十時半 父上母上、初音会より宇治へ緑を見におこしになる。 今日一日は主人公になっていた。 午後従妹は同窓会へ行った。弟と二人で机を合わせて勉強した。...
井上 迅
2022年6月12日読了時間: 1分
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百年前の今日 1922年6月10日 井上正子日記
正午、寺院や教会の鐘や太鼓が一斉に京都市にとどろき渡つた。 1922年(大正11)6月10日 六月十日 土曜日 雨 起床六時 就眠十時 朝から今日はひどい降りだった。 久しぶりに降ったのだもの、どんなに乾天〔旱天かんてん〕になやんでいた園丁えんていや百姓はどんな喜んだ事であ...
井上 迅
2022年6月10日読了時間: 1分
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百年前の今日 1922年6月9日 井上正子日記
時の経つのも忘れて久しぶりに笑いこけたのだった。 1922年(大正11)6月9日 六月九日 金曜日 晴 起床六時 就眠十時 寺村様のお宅へ遊びに行く。 洋館で長い間お話する。お兄様やお姉様みんな絵や何かがお上手だものだから奇麗に気持ちよく飾ってあった。...
井上 迅
2022年6月9日読了時間: 1分
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百年前の今日 1922年6月8日 井上正子日記
山国に生まれた正子には、たまらなく海は珍しく思わるのであった。 1922年(大正11)6月8日 六月八日 木曜日 晴 起床四時 就眠九時 朝早くから目が覚めたのを、そっと女中の起きない様に台所へ行って瓦斯ガスに火をつけていたら、ちゃんと女中が起きて来た。もっと寐ねてたら私が...
井上 迅
2022年6月8日読了時間: 4分
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百年前の昨日 1922年6月7日 井上正子日記
私は旅行はたまには好きだ。 1922年(大正11)6月7日 六月七日 水曜日 晴 起床六時 就眠十時 夜母上と京極へ買物に行く。明日のお菓子やお蜜柑で風呂敷一杯にする。袋に奇麗にきちっと詰めこんで枕元に置いてる。 遠足の事を思う時、私等は何にも考えない。頭も何もが遠足の事ば...
井上 迅
2022年6月8日読了時間: 1分
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