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井上 迅

百年前の今日 1922年5月27日 井上正子日記

1922年(大正11)5月27日


五月二十七日 土曜日 晴 起床六時 就眠十時


天野先生より運動会の日私達の球竿ダンスの最も色彩的に美しかつた事をおつしやつていたゞく。それは丁度午後近くであつたため、太陽がいゝ工合に球竿の球に反射したためであると承り私達はほんとに満足するのであつた。図画の時、記念日の間、最も印象に残つた事を書けとの事、皆てんでに変なものを書いて先生のお笑ひ草にするのであつた。



正子の描いた山茶花(?)の絵(年代不詳)

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