1922年(大正11)7月18日
七月拾八日 火月曜日 晴 起床五時半 就眠十一時
休暇になってからばたばたといそがわしく、日記をいつのまにか三日も過ごしてしまった。
午後、安東県の伯母さま[安東県の伯父 桑門 環たまきの妻 リナ]から、明日お越しになる電報が来た。
悦ちゃんは足かけ三年越しの間、お目にかからない母上故、色々の事想像して喜んでいる。私も長い間お目にかかった事がないから、どんなにおな/*明日が待たれる。
*日記本文は、〈/〉でページを書き切り、次ページ冒頭に「明日が待たれる」と続く。記者 正子の書き損じヵ。
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