1922年(大正11)6月27日
六月廿八日 水曜日 晴 起床六時 就眠十一時
同窓会誌[京都市立高等女学校の同窓会誌]が来る。初めてそうした談誌を手にした時、何だか急に卒業生なのだと云う観念が起こる。
なでしこの花はいつもの様にいかにも市立いちりつ[京都市立高等女学校/現 京都市立堀川高等学校]らしい気持ちがする[校章が撫子をモチーフとしている]。
先生方の有益な記事、会員の消息一、一、詳しく見る。
小酒井先生の《卒業生と母校》は、直接私等の感ずる事なので面白く拝見する。
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