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百年前の昨日 1922年9月24日(日) 井上正子日記

 大伯母 井上正子の日記、百年前の今日が昨日で終わっていたことに気がついて、正子の日記に二度と百年前の今日は訪れないと思うと、正子は日記を閉じて旅立ってしまったような気がしてしまう。


 最後の日の日記は本になって読んでもらうのが良いので、昨日、最後の日記が綴られたことだけ、ここに知らせておく。


 日記の完成を急ぎたい。

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